iPhoneでマジックができるアプリの『Magic Shuffle』だけど、意外と全体的にこういったガジェットに弱い感のあるマジシャンのほうが仕掛けがわからないことが多いみたい。
逆に一般のiPhoneユーザーのほうがいくつかの可能性にすぐに気がつく。こういうアイテムは、それが当たっていようと当たっていまいと可能性に気づかれた時点でダメなわけで、それに対応するための手順を考えてみた。
このアプリの元々の使い方では実際のトランプは使わない手順なんだけど、アプリを操作する前に選んだトランプの名前をコールさせるのが最大の問題だと思っていた。だから実際にトランプを使って、マジシャンはもちろん観客自身も選んだトランプが何なのかをわからない状態にすることで解決してみた。
誰も見ていないトランプをiPhoneが当てる、というところがポイントかと。
Magic Shuffle
価格:115円
対応:iPhone
カテゴリ:ゲーム
リリース:2010/01/29
言語:日本語、英語
販売業者:Tenyo Co.,Ltd.


またしてもいただき物のことで恐縮だが、ホテル・ハイタワーのトランプをお土産にいただいた。
ホテル・ハイタワーとは東京ディズニーシーにあるアトラクション、「タワー・オブ・テラー」の舞台となっているホテルのことだから、本当に泊まれるほうのホテルのことじゃない。

ケースと裏面デザインはなかなかリッチな感じになっている。ジョーカーは2枚入っていて、描かれているのはタワー・オブ・テラーに出てくるアイツだ。よく見ると裏面デザインにもアイツの顔が描かれている。
写真以外のカードのデザインはBICYCLEに似せてある。サイズはポーカーサイズと書いてあった。U.S. PLAYING CARD社のポーカーサイズと比べると1mmほど背が高いけど。
”アイツ”が描かれたジョーカーが2枚入ってるから、それを使ってのサンドウィッチ・エフェクトなんかをやるといいかも。それか、「タワー・オブ・テラー」にちなんでエレベーター・カードとかかな。
久々に図画工作の時間。下の写真のとおり、トランプのジョーカーの真ん中に丸い穴を開けた。

穴の大きさはちょうど1円玉と同じ。
1円玉と両面テープとカッターを使ってくりぬくんだけど、ちょうど真ん中に開けるのは意外と難しい。
どんなマジックに使うのかはヒミツ。まだ数人のお客様にしか見せてないヒミツ度の高いマジック。・・・なんて、そんなに大層なものでもないかな。

というようなカフスをプレゼントしていただいた。デザインはトランプ13枚をスプレッドした形のかわいらしいものなんだけど、メタリックな輝きがなかなかオトコゴコロをくすぐる。
さっそく仕事のときに付けてみたけど、新しいアイテムを身に付けているだけで何となく気分がよかった。

お気に入りのシャツの袖を留めてみた。大きめのサイズで結構目立つ。
初めて付けたときにどっちに向けて付けるべきか悩んだんだけど、よくよく考えて上の写真の方向に決めた。自分以外は上の写真とは逆から見ることになるんだけど、それはマジシャンにトランプを広げられたときと同じ向きだから、というのが理由。
それにしても、なんでプレゼントの主は僕がカフスをすることを知っていたんだろう?マジシャンなのに逆に驚かされた。

マジックをやってる日をお知らせするスケジュールページを作りました。サイト上部の”スケジュール”というリンクをクリックするとそのページに移動します。
スケジュールページに移動するとカレンダーが表示されて、日付のところにはお店の名前が表示されます。その日はそのお店でマジックをやってますよ、ということです。
マジックを生で目の前でご覧になってみたい方、お店からお近くの方、お時間のある方はぜひ遊びに来てくださいね。

今回は非常に軽い話題。SERIES 1800という数百年は経過したかのような古いデザインのBICYCLEを買ったという話。
見た目のデザインは画像を見ての通りだが、印刷のかすれ具合やカード自体の汚れ具合などかなりクォリティは高い。

カードのアップ画像。一枚ずつ汚れ具合が違っていて眺めているだけでも色々と想像力を掻き立てられる。

ケースの作りも非常に凝っている。シールまで古いデザインなのは相当なこだわりだ。

ケースの表側もナイスデザイン。右下の破れ具合もいい味を出しているが、当然印刷だ。
見た目は相当古いが、カード自体の作りはBICYCLEクォリティ。以前こんなエントリを書いたけど、ちゃんとBICYCLE臭もするから安心だ(?)。そんなわけで使用感という意味ではマジックにも使いやすい。どんなマジックに使おうか考え中だけど、すぐに思いついたのはやっぱりカラーチェンジかな。デックごと古くなったあとに何らかのストーリーが続けば面白いかもしれない。
以前はいろんなところで取り扱ってるのを見たけど、今見てみたら売ってるところは少数みたい。東急ハンズで売っているのを見たことあるけど現在はどうなんだろう?気になる人は早めに入手しておいたほうがいいのかもしれない。

先週末のライブはかなりの大入で、朝方の5時近くまでマジックしっぱなしな感じでした。相当疲れましたが、ホントにたくさんのお客様に恵まれて大成功だったと思います。お越しいただいた皆様ありがとうございました。
今回は、始まってから30秒以内に現象を起こすというのが自分の中での課題でした。カラーチェンジを多用しましたが、それをやったときとやらない場合で明らかにその後の演技への食いつき度が違い、前者のときのほうが最後まで集中して見ていただけたことが感じられました。あといくつかはつかみネタを増やしたほうがいいかも。
また、新しいネタをいくつか織り交ぜつつ演じましたが、特に新ネタについてはいくつか課題が浮き彫りに。でも、こういうのは人に見せてみて初めてわかってくるものなので貴重な機会になりましたね。次回以降はさらにパワーアップできると考えると励みになります。
来月12月はクリスマスシーズン。そろそろクリスマスネタを考えなきゃならないですね。次回もお楽しみに!
さて、今週末の金曜日にマジックのライブをすることになりました。場所は前回と同じく、六本木のSoul Bar Virtus。1階の店舗はすでに別のおもむきのお店に変わっているため、今回は地階に残されたほうのお店になります。
ライブとはいってもいわゆるステージ形式ではなくて、マジック用のブースを使ってクロースアップ・マジックをお見せする形になります。
特に何時からショーがスタートするという決まりはなく、お客様がいらっしゃったら始めるので(つまりマジックを観たい人がいればその都度やるってことです)、下記の時間内であればいつでもお気軽にいらしてくださいませ。
ちなみに雰囲気は、以前のエントリーに動画をアップしているのでそちらをご覧くださればなんとなく伝わるかもしれません。(→ Virtus Last Night)
お越しいただいた際に、私かスタッフに「マジック観たいんだけど」とお声がけくださればすぐにお見せいたしますよ。
最後に連絡先のお知らせを。私へのお問い合わせは、 tatsuya.soboga@gmail.com かTwitterで@sobogaまで。予約などお店へのご連絡は下記の電話番号までお願いいたします。
◆場所:Soul Bar Virtus (B1F)
◆日時:2010/11/12 (Fri) 20:00 – 28:00
◆料金:Magic Charge ¥1,000
http://virtus.deep-village.com/
住所:〒106-0032 東京都港区六本木4-6-4
TEL:03-5410-6155
地図はこちら

先日、赤坂のドイツビール専門店で騒がしい時間を過ごしたあと、喧騒から離れてゆったりしたい気分になった。
そんな気分のときにぴったりなのが、今回訪れた「McCoy’s Bar」。六本木交差点から東京タワーに向かって歩いてすぐ、佐世保バーガーの裏手に位置する。
入口が地下への階段を下りたところにあるため、入るのに若干躊躇する向きもあるかもしれないが心配はいらない。ドアを開けて中に進むと、ほっこりと暖かい笑顔でバーテンダーの大町さんが迎えてくれる。
店内は、ここが六本木であることを忘れてしまうくらい落ち着きのあるシックな空間。ゆったりとグラスを傾けるにはもってこいなバーだ。
半円状のカウンターの中にはたくさんのお酒が並んでいるが、何を飲んでいいのか分からなくても大丈夫。ウイスキー・エキスパートの資格を持つ大町さんに、おすすめのウイスキーや飲み方を聞いてしまえばいい。もしかしたら自分のお気に入りのひとつが見つかるかもしれない。
カウンターに座り、まず最初の1杯。ドイツビール専門店での食事で喉が渇いていたため、さっぱりとジントニック。

シンプルなカクテルだが、非常に丁寧に作ってくれた。どこでも飲めるくらい定番なジントニックだけど、こういう定番ものでそのお店のポテンシャルがはっきりするというもの。このジントニックは甘過ぎず喉の渇きを潤してくれる、本当に美味いジントニックだった。
この日はドイツビールも結構飲んでいたため2杯で終わりにしたが、最後はラフロイグ10年カスク。やはりバーにきたらウイスキーを飲みたくなる。

この日はストレートでいただいた。ラフロイグは非常に香りの豊かなスコッチだ。苦手な方もいるそうだが、香りが強すぎると感じる向きには水割りをおすすめする。薄まるどころか甘みが増して飲みやすくなるだろう。
McCoy’s Barの魅力はなんといっても落ち着いた店内の雰囲気と大町さんの人柄だ。どんなにいい酒があってもその舞台が整っていなければ美味くは飲めないものだ。
都会の喧騒から逃れてゆったりとした時間を過ごしたいときには本当におすすめ。
■お店の情報
| 名称 |
McCoy’s Bar (マッコイズ バー) |
| Webサイト |
http://www.mccoy-bar.com/ |
| 営業時間 |
月〜土 18:00~28:00 |
| 住所 |
東京都港区六本木3-13-10 北麻布ビルディングB1F (地図) |
| アクセス |
大江戸線 六本木駅5番出口より徒歩3分/日比谷線 六本木駅3番出口より徒歩5分 |
| 電話番号 |
03-5785-2690 |
| 定休日 |
日・祝祭日 |
恵比寿の某パスタ屋でペペロンチーノを食べた。悪くはなかったのだが、絶望的にシンプルなこの料理を美味く食させるのは至難の業だ。
個人的にこの料理には相当な思い入れがあって、20年近く作り続けてようやく理想の味に近づけることができ始めたと思っている。
コツの一つは、パスタをゆでるお湯に入れる塩の塩味以外には一切塩を使わないことだ。
他にもたくさんコツはあるが、とにかくシンプルの極みを信条としていて、唯一の具といえるニンニクには味を付けない方法を取っている。出来上がりの味が足りない場合はゆで汁の塩味を使うのだ。こうすることでニンニク本来の風味をそこなうことがなくなる。
今回行ったお店のニンニクは風味が少なくてしょっぱかった。ニンニクを炒めるときに塩を使っているのだろう。そのかわりパスタの塩味が少し足りないのだ。数あるメニューをさばく必要のあるお店ではよくあることだが、濃い味のソースの場合とペペロンチーノの場合で同じゆで方をしているってことだ。
だから、ニンニクとパスタが一緒に口に入れば塩味レベルは妥当なんだけど、パスタだけを口に入れたときは味が足りなくなってしまう。それを解消する目的か、使っているニンニクの量がハンパなく多い。食べ終わりにニンニクが余るほどに。結局のところニンニクの塩味ばかりが際立ってしまっていて、全体の統一感がなくなってしまっている。
さて、ここから無理やりマジックの話につなげる訳だが。
でも、マジックにおいても同じようなことがいえて、素材自体は大切に扱ったほうがよい。マジックにおける素材というと原理だったり技法が想像できるけど、それよりもプロット、つまり現象として何を見せたいのかといったコアの部分だと思う。
原理も現象もまったくの新しいものだったらとにかく自由にやればいいと思うけど、そんな作品はまず作れない。特に古くからあるマジックで、とりあえずやり方は分かった程度でここの部分を見誤ると、取って付けたようなつじつまの合わない演出なんかをしてしまう。結果的に、見ていて訳の分からない演技になってしまっているようなことはよくやってしまう。
マジックを演出するときにも、ニンニクの風味を活かしたパスタを食べさせたいのか、塩味の効いたニンニクを使った何かを食べさせたいのかというようなことを、はっきりと把握しておきたいものだ。